てるてる坊主と雨から考えてみる
止むと思う?
降水確率90%はキツくね?
別に降水確率90パーセントとかではないんですが、てるてる坊主の気持ちをなんとなく。
案外こんなことを話してたりしそうじゃないですか?
気休めとも言える、てるてる坊主。作って貰えたのはいいけど、無理な時は無理でしょう。けど、作ってまで晴れになって欲しい!という気持ちを形にしたものだと思うと暖かい気持ちになりますよね。
今は昔ほど天気に関して「晴れて!」とか「雨降って!」とか思わず、いい意味でも悪い意味でも受け入れられるようになった気がします。
学校とか通ってる時は「お、雨だ。持久走なくなるラッキー」とかその日の天気で思うところがあったというのに、これが大人になるということなんでしょうか(遠い目)
基本的に雨だと色々面倒なことが増えるし、洗濯物は干せないし、この季節はジメジメして蒸し暑いし、とにかくプラスイメージよりマイナスイメージが多い気もしないでもないです。
僕は雨に濡れたアスファルトの匂いが好きなタイプなので、それを嗅げたら気持ちポイントが少し上がります。
台風とかみたいな、横殴りの雨とか風が強いとかでなければ、雨って情緒ある天候だなっとか思ったりします。
雨だから出来ること。
雨だから見える景色。
雨だから使うもの。
雨だから行ける場所。
子供とかがお気に入りの合羽や傘や長靴を楽しむように、大人になった僕らにも雨を楽しむことが出来ることがあるんじゃないか。
僕はこのブログでよく見る視点によって、見えてくるもの、感じるものの違いを書いていたりするんですが、こうした日常にもちょっとした気持ちの違いで、見えてくる景色って変わると思っています。
基本的に死ぬまでの何十年間、雨はついて回る。それでいちいち降る度に憂鬱になるのは逆に疲れてしまう。
どうしても降って欲しくない時くらいは盛大に落ち込んだりするのは、むしろ人間として必要なことかもしれないです。
外仕事や営業回りの人とか、外の部活、スポーツをやっている人とかはモロに影響受けるから、仕方ないと思いつつ、だからこそ自分のいいように都合のいい解釈とかして見るのはどうでしょう。
僕は雨が降った後は空気が澄んで割と好きです。
けど、ちょっとの雨でもズボンの裾が濡れるのは嫌です。
みたいにプラスマイナスゼロでもいいのかな、と。
雨のいいところ探しをして見て、最低でも相殺くらいまで視点を持ってくると、あまり気にならなくなります。
ふむ、これは雨以外でも使えそうな視点かもしれませんね。
好きじゃない作業とか好きじゃない人に対して、自分を誤魔化す為の言い訳ではなく、事実を並べて悪い点ばかり見ないで良い点もしっかり見る。
それが難しいなら、作って見ましょうてるてる坊主。
降らないでくれ〜って空に祈りましょう。
たまにはそんなことをしてもいい気がします。
ちなみに、調べてみると、このてるてる坊主。逆さに飾ると雨になるらしく、「ふれふれ坊主」「あめあめ坊主」「るてるて坊主」と言われるらしいです。
また、てるてる坊主に「顔を描くと」雨になるらしいです
ん、となるとこの画像の坊主くんでは……
「みや」