自分を書く文章 ぶんぶん通信「みや」ログ 

執筆者「みや」の想いや考えを共有して、共感出来る人に繋がりたい。その中で、視点や考え方が読んでくださった方に役立てばと思います。

自分の思考と範疇を超えられない

先日、いざ面接に向かおうとして電車に乗ったところでまさかの履歴書を忘れたことに気付き、車両内であからさまに慌てた様子で何度も鞄の中を探しまくっていた「みや」です。

 

 

ひとまずすぐにメッセージは飛ばしたんですけど、焦りましたね。

自分でもあり得ない忘れ物だったので、とりあえず向かうだけ向かうしかないと電車に揺られながらも、返信は来ないばかり。

 

 

ふむ、ここはこれ以上慌てたり不安になっても仕方ないな、と気持ちを切り替えるものの、なかなか振り切れることが出来ませんでした。

 

まぁ、どこかで「どうにかなるだろ」と変な自信はあったんですが、メッセージに返信が来ないものだから、その辺りでも揺さぶられて焦りが何度も込み上げてきました。

 

色んな要因による感情が波のように押し寄せては引いて、押し寄せては引いてでした。流石に到着前にはすっかり落ち着くことが出来ましたけどね。

 

結局メッセージは見られてなく、でもどうにか面接は受けられたんですけど、しょうもないミスというのはなるべくしたくないものです。

 

 

まぁ、おかげで履歴書に書いてなかった詳しい話まで出来たので、結果オーライだったにしろ、面接担当の方の人の良さに救われました。

 

向こうも都合で僕を待たせたので、そこからの申し訳なさで上手いこと相殺されたのかもしれません。

 

 

ちなみに受けたのはとある編集プロダクションのアシスタントのバイトだったんですが、求人の記載とは少し違っていた部分があったり、正直やりたいかどうかで言えばやりたくないと思うような内容でした。

 

 

それで、普通ならそんなこと言う必要ないのに僕って奴は隠さず「正直出来るかなって思いますね」とか言っちゃって、あまつさえ面接担当の人が流れで言ってくれた

 

「他の出版社とか、電話で聞いて見たら案外10件に1件くらいは話を聞いてくれるかも」

 

 

と言う言葉を聞いて「なるほど、じゃあ他のところとかもう少し調べたりした方がいいかもですね」とか言っちゃう始末。

 

今面接の最中だっていうのに、他のところを検討することを考えだすとか、

 

 

君採用されたいの?って感じですよね。

 

 

なんかその辺バカになっていて、隠せなくなっていると言うか、良いように言ったら、より素直になっているみたいで、出しちゃうときは結構そのまま出しちゃうようになってきてます。

 

常識人としてはどうなのかと思いますが、自分というのを出すという観点で言えば僕は僕に「よくやった!」と言ってやりたいです。

 

 

いくら面接だろうと、その場を取り繕ってもいわゆる社会が求める「良い子ちゃん」として見られたとして、本質は違うのだから、そう思われて見られても、

 

 

「いえ、人違いです」

 

 

って感じになると思う。

まぁ、それでも時と場合は多少選ぶんですけど、今回はそういうの必要ないってなったみたいです。

 

 

けど、その分ちゃんとその仕事の内容について

 

「結構重要な部分を任せて貰えるというのと、こう言った業界に触れるということで言ったら経験しておいた方がいいと思いました」

 

とも伝えました。

担当さんも「こいつ、わかっておるな」って顔で頷いてました。

 

 

思考だけで考えたら、やりたくない、できるかわからない。という領域だったんですけど、客観的にその仕事が出来るようになったら、他の業種でも役に立つし、経験としては凄くありだなって。

 

 

でも、弱気なこととか正直に出しすぎちゃってるし、落ちるだろーな。

でも、逆にこれで採用してくれたらこれはもう流れだな。

 

 

正直、面接終わった後に色々悩んで。それこそ思考で考えたら出来ればやりたくないと思っているものなので、自分から辞退するかとか考えてたんですけど、

 

 

いやでも経験としては充実しそうだし、何よりそれで考えていたら自分の範疇から超えられないな、って思ったんです。

 

 

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今までだったら、嫌なことは極力しない。

やりたいと思えることだけを選択する。

 

 

という方針が割と強かったので、当然これまで通りだったら、面接開始五分で速攻切り捨てていたと思います。

今でもその視点は大切なことだとも思ってます。

 

が、僕の人生経験値から考えてみるとまだその視点の選択だけで生きて行くのは逆に可能性を狭め兼ねないとも思ったのです。

 

 

なので、委ねてみることにしました。

どう転ぶかわかりませんが、僕の人生に必要なら採用されるだろうし、そうなったらできる限り頑張れば良いし、そうでなかったら別のところを探せば良い。

 

 

きっとそれだけのことなんだと思います。

 

 

さてはて運命は僕に何をさせるのでしょうか、乞うご期待。

 

 

「みや」

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